◆2014年10月22日より新発売◆
スリーシェルズによる吹奏楽の大ヒットシリーズ「奏楽堂の響き」の弦楽版がスタートします。 第1弾CDは「日本の絃楽オーケストラ傑作集」。 山田耕筰以来、100年以上の歴史を持つ日本のオーケストラ音楽。 数ある名作から映画音楽も含めて、いま一度聴かれるべき傑作をお届けする。 指揮は、期待の若手 水戸博之。 演奏は次世代を担う演奏家によるオーケストラ・トリプティーク。
山田耕筰以来、100年以上の歴史を持つ日本のオーケストラ音楽。
数ある名作から映画音楽も含めて、いま一度聴かれるべき傑作をお届けします。
今回は芥川也寸志、黛敏郎、松村禎三、水野修孝、池辺晋一郎、西村朗…。
日本の現代音楽ファンならば誰もが知る綺羅星の如き作曲家たちの名品が結集。
ヴィブラフォン、フルート、弦楽による得も言われぬ音響空間が味わえる水野《満月の夜に》。
あまりに美しく、あまりに悲しい松村音楽の逸品《明日》。
軽快なアレグロと弦楽の響きがエネルギッシュな推進力となる別宮《小交響曲》。
アナラポスやスプリングドラムの奇天烈サウンドも楽しい池辺《姑獲鳥の夏》。
アニメや吹奏楽で知られる鹿野のパーカッシヴ・ストリングス技法による《金属打楽器群と絃楽による協奏曲》
武満を思い、弦楽によるマイナス空間の美学を志向した芥川の特殊配置による《music for Strings #1》
そして、作曲者の西村朗が「曲の命が燃え立つように熱く高揚し、また深く内面に向かい、そしてみずみずしく輝いていました。」
と絶賛した演奏による《ヴィオラ協奏曲》。この曲は西村音楽でも、ある種の頂点を極めた曲と思います。
指揮は、期待の若手 水戸博之。演奏は次世代を担う演奏家によるオーケストラ・トリプティーク。
日本の現代音楽を再発見しよう!
■CDタイトル
「日本の絃楽オーケストラ傑作集/水戸博之指揮、オーケストラ・トリプティーク」
2014年10月22日発売
3SCD-0017
3056円(税込)
バーコード 4560224350177
1.黛敏郎:ヴァイオリンソロと弦楽オーケストラのためのカプリチオ -江藤俊哉へ捧ぐ-(1986)9分22秒
2.水野修孝:満月の夜に -フルート、キーボード、弦楽合奏のための-(2007/2013)fl.,vib.,Strings版初演 7分24秒
3.松村禎三:映画「TOMORROW 明日」(原作:井上光晴、監督:黒木和雄)より(1988)(舞台初演)6分04秒
別宮貞雄:弦楽オーケストラのための小交響曲 -斎藤秀雄教授と桐朋学園オーケストラのために-(1959)
4.第1楽章 Allegro vivace 5分24秒
5.第2楽章 Andante 6分22秒
6.第3楽章 Allegro 4分22秒
7.西村朗:ヴィオラと弦楽のための協奏曲(2002)東京音楽大学100周年記念オーケストラ初演作品(東京音楽大学委嘱)16分59秒
8.池辺晋一郎:映画「姑獲鳥の夏」(原作:京極夏彦、監督:実相寺昭雄)より「成熟へのプロセス」(2005)4分59秒
9.鹿野草平:金属打楽器と絃楽のための協奏曲(パーカッシヴ・ストリングス技法を含む)委嘱初演 8分56秒
10.芥川也寸志:Music for Strings #1 -盟友・武満徹に捧ぐ-(1962)6分14秒
■演奏 オーケストラ・トリプティーク
水戸博之(指揮)
小形真奈美(ヴァイオリン:1)
向井理絵(フルート:2,3)
會田瑞樹(ヴィブラフォン、打楽器:2,3,8,9)
伊藤美香(ヴィオラ:7)
冨岡春絵(アナラポス,スプリングドラム:8)
三宅政弘(コンサートマスター)
阿曽璃子大杉那々子
加藤美菜子
迫田圭
民谷香子
内藤歌子
星野仁子
三瀬俊吾
森本由希子
高橋奨
星光
米納真妃子
竹本聖子
宮尾悠
細井唯
佐藤洋嗣
志水祐亮
録音時期:2013年9月19日
録音場所:浜離宮朝日ホール
録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)
録音:シャッツグレーバー
写真撮影:渡會裕
デザイン:田代亜弓
コンサート主催:オーケストラ・トリプティーク
協力:黛家/松村家/東京コンサーツ/清道洋一
CD発売元:スリーシェルズ(企画構成/西耕一)